ブリのアニサキスが怖いんですが…

ブリに寄生する可能性があるのは、正確には「アニサキス」ですね。
正しく知っておけば怖くないので、栄養豊富なブリを安全に食べるためのポイントをまとめます。

① ブリとアニサキスの関係
天然ブリ: オキアミなどの餌を通じてアニサキスが寄生している可能性があります。内臓にいることが多いですが、鮮度が落ちると身の方へ移動します。
養殖ブリ: 管理された人工餌(ペレット)を食べて育つため、アニサキスの寄生リスクは極めて低い(ほぼゼロに近い)とされています。生食で不安な場合は、養殖ものを選ぶのが最も安心です。

② 安全に食べるための「3つの対策」
アニサキスは「目に見える(2?3cmの白い糸状)」ので、以下の処理で無害化できます。
加熱する: 70℃以上、または60℃で1分以上加熱すれば死滅します。照り焼き、ブリ大根、塩焼きなら完全に安全です。
冷凍する: マイナス20℃で24時間以上冷凍すると死滅します。家庭用の冷凍庫(通常-18℃程度)では不十分な場合があるため、丸一日以上しっかり凍らせるのが目安です。
目視で確認: お刺身にする際は、明るい場所で身をよく確認し、もし白い糸のようなものがいれば取り除きます。※よく噛んでも死滅しないので注意!

③注意点(効かないこと)
お酢・ワサビ・醤油: これらに浸してもアニサキスは死にません。「しめ鯖」のように酢で締めても生きているため、過信は禁物です。
塩もみ: 塩を振るだけでは死滅しません。

まとめ
お刺身やブリしゃぶで生っぽく食べたい時 → 信頼できるお店の「養殖ブリ」を選ぶのが一番安全です。
天然ブリを調理する時 → 速やかに内臓を取り除き、加熱調理(焼き・煮る)にするのが安心です。
万が一、食べた数時間後に激しい腹痛が起きた場合は、早めに医療機関を受診してくださいね。