ブリの良い保存方法・下処理は?

保存

選び方・保存のコツ
選び方: 血合いが鮮やかな赤色で、身に透明感とハリがあるもの。身に細かい脂の線があるものは脂乗りが良いです。
保存: 水分(ドリップ)を拭き取ってから冷蔵、または塩を振ってから冷凍すると臭みが取れます

ブリは脂質が多く酸化しやすいため、栄養(特にDHA・EPA)を逃さないための保存が肝心です。
状況に合わせたおすすめの保存法をまとめました。

冷蔵保存(目安:1?2日)
買ってきたパックのまま放置せず、ひと手間かけるだけで鮮度と栄養が保てます。
ドリップを拭く: キッチンペーパーで表面の水分(ドリップ)をしっかり拭き取ります。これが臭みの原因になります。
密封する: 新しいペーパーで包み直し、ラップで空気が入らないようぴっちり包んで、チルド室(または冷蔵庫の奥)で保存します。

ブリの下処理

ブリの下処理は、料理の種類(焼き物か煮物か)によって適切な方法が異なります。共通して重要なのは臭みの元となる水分を抜くことです

1. 切り身の基本(照り焼き・塩焼きなど) 

もっとも一般的な、生臭さを抑えてふっくら仕上げる手順です。

  • 塩をふる: 切り身の両面に塩をまんべんなくふり、10〜15分ほど置きます。
  • 水分を拭き取る: 表面に浮き出た水分(臭みの成分)を、キッチンペーパーでしっかり押さえて拭き取ります。
  • (さらに丁寧に)酒で洗う: 臭みが気になる場合は、焼く直前に酒をふりかけてサッと拭き取ると、よりすっきりと仕上がります。

2. 煮物の下処理(ぶり大根・煮付けなど)

煮汁に臭みが移らないよう、「霜降り(しもふり)」という工程を加えます。

  1. 塩をふる: 切り身や「あら」に塩をふり、しばらく置いて水分を拭き取ります。
  2. お湯をかける(霜降り): ザルに乗せたブリに、80度程度のお湯をまんべんなくかけ、表面が白くなる程度に湯通しします。
  3. 水で洗う: すぐに冷水(または流水)にとり、残っているウロコ、血合い、汚れを指先で優しく取り除きます。
  4. 水気を拭く: 最後にペーパータオルで水気をしっかり拭き取ってから調理に入ります。

3. 「あら」の下処理

あら(頭や中骨)は血液や汚れが多いため、丁寧な処理が味を左右します。 

  • 切り分け: 大きな部分は食べやすい大きさに切ります。
  • 塩と霜降り: 上記の「煮物の下処理」と同様に、塩をふってから熱湯をかけ、冷水の中で血合い(赤い塊)やウロコを徹底的に洗い流すのがポイントです。

コツと注意点

  • 塩の量: 切り身1枚に対してパラパラと全体に行き渡る程度でOKです。
  • 放置時間: 長すぎると身が締まりすぎるため、15分程度が目安です。
  • 鮮度: 刺身用などの高鮮度なものは、塩だけで十分な場合もあります